「あなたの『知らない』夕張」シンポジウム 入場無料
日時 2008年10月5日 (日曜日) 
朗読劇「あなたの知らない夕張」終演後 19:30開始予定 21時終了予定

【会場とお問い合わせは】コンカリーニョ TEL 011-615-4859
JR琴似駅直結です。 
http://www.concarino.or.jp/theater/dir/theater_guide.htm

コーディネーター
白鳥 健志(NPO法人えべつ協働ねっとわーく 理事長
 市民活動の様々な情報を積極的に受発信してきた。ネットワークづくりを実践。
 活発な市民活動を生み出し、江別の地域文化や協働のまちづくりにかかわってきた。

パネリスト
三瀬 恵 (「あなたの知らなかった夕張」原作者 札幌在住)
 作家。朗読劇「あなたの知らなかった夕張」の原作を1995年に執筆。
 執筆に向けての夕張の取材などを通し、財政破綻以前の夕張を見つめた。

厚谷 司 (自治労夕張市職員労働組合委員長)
 予想を大きく超える退職者の中、夕張市職員労働組合委員長として、課題に立ち向かう。
 夕張で何が起きているのか、その実態を多くの人に伝える義務を持つと考えている。

【開催趣旨】
劇中では、かつて夕張にあった「炭鉱とその生活」が描かれました。
この原作は、夕張市が財政破綻する前に書かれたものです。
炭鉱の閉山後、夕張が新しい「観光」という産業の元、
再生すると思われていたころの作品です。

しかし現実は、「財政破綻」。
それに伴い「財政再建計画」が作成され、
夕張市は「再生」に向けて、再スタートを切りました。
「再生」に向かってのゴールは見えてきたのでしょうか?

夕張は炭鉱の町。
大部分が炭住という極めて密度の濃い自治会組織、
コミュニティによって支えられた町でした。
「上質なコミュニティは良いまちを作る源」といわれる中、
なぜ夕張は破綻したのか。
まちづくりと地域コミュニティの関係について、改めて考える場にしたいと考えています。
地域の記憶は、未来に続いていきます。

【シンポジウムの進め方】
パネリストは2名、という最小限に絞りました。
このシンポジウムは、フロアからのご質問やご意見の時間を多くとるものになります。
夕張市の現在、将来について、じっくりと話し合える場に、と考えています。

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